どうも、在宅系アニメ君えびです
長いアニメがみたいなぁ~ってことで
かつての戦乱の時代…。伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った千本の刀の所持数の多い軍ほど、優勢に戦を進められたという。尾張幕府により国が統一されはしたが、旧将軍は四季崎の刀を恐れ「刀狩」を行い、988本までも収集した。しかし、残り12本こそが、988本を試験台にした完成形変体刀であることが判明する。
…時は流れ、刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目当主である鑢七花は、姉の七実と二人きりで、父六枝の流刑地、不承島で暮らしていた。しかしある日、変体刀の収集を幕府から命じられた奇策士とがめが、虚刀流六代目・六枝の力を借りるために訪れる。しかし六枝は既に死亡しており、とがめは現当主である七花に協力を求める。
過去に真庭蝙蝠や錆白兵に裏切られた、とがめの「金や名誉のためでなく、私に惚れた、愛のために戦う剣士を雇いたい」との言葉から、七花はとがめのために完成形変体刀十二本を集める旅に出る。各地を巡る二人は、さまざまな人々と出会いトラブルに巻き込まれながらも、強大な力をもつ変体刀の所持者や、変体刀を狙う組織真庭忍軍らと戦っていく。
刀語 - Wikipediaから引用
刀語です
ガチで好き、かっこいい
見たのは中学生の頃だったので見直そうかなと
このアニメは一か月に一話、一時間で一本の刀の話を放映していたそうです
刀の回収を進めるにつれて起こる七花の感情の変化をはじめとしたストーリー、独自のタッチの作画、曲すべてが良かったですね
刀語 katanagatari [刀語OP]拍手喝采歌合 Supercell
ストーリー、キャラとして一番好きだったのはねぇちゃんの鑢七実です
病弱でありながら最強、余裕のある敬語キャラで七花だけにはタメ語になるのはもう反則です
と、いうこともあるのですが、七実を好きな本質的な話をすると強さの中の孤独ですね
七実はポテンシャルが高いがために相手の技を見ただけで会得できるチート能力者です
しかし、彼らの父親である六枝は七実ではなく、なぜか七花に虚刀流を継がせました
「虚刀流は刀を使えない」
そのため自身を刀にして戦いますが、七実は強すぎるが故に自身も例外ではなかったのです
自傷を防ぐために相手の技をコピーして自身への負荷を調整して戦っていたっていうのはなんとも皮肉で、加えて強すぎるがゆえに本気を出す必要もなく、雑草をむしる様に敵を殺していました
「父親の六枝には殺されてもよかった、しかし七花には殺されたかった」
七実は強すぎるが故に本気の自分を倒す相手、敷いては虚刀流を扱わざるを得ない状況で一本の刀として散るのを望んでいたのではないでしょうか
散り際に七実を下した七花に称賛と虚刀流の刀として折られた喜びの混じった言葉
「よくぞ、私を殺したわね」
とかけようとするも
「よくも、私を殺したわね」
と噛んでしまいました
多くの人間を殺し村や寺を壊滅させた怪物も、大事なところで言葉を噛んでしまう、いかにも人間らしい散り際だったと思います
本当に素晴らしいアニメでした
中学生当時は七実のことをただ怖いと感じていましたが、あらためて見てみると全然感じ方が違って、よもや好きになるとは思っていませんでした
昔見たアニメを見直すのもいいですね
最後に
七花を煽るためにとがめの髪を切ったの、大変素晴らしいと思います
おしまい。
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